目次
はじめに
1、玉水焼歴代とその作品
玉水焼歴代
初代一元
一元の略歴/作風の解説にあたって/一元の作風1/ 一元の作風2 父・一入の影響と和技の継承/ 一元の作風3 写しものを中心に据えた作風の展開
二代一空
一空の略歴/一空の作風
三代任土斎
任土斎の略歴/任土斎の作風
後・玉水焼 伊縫家歴代
後・玉水焼四代甚兵衛・楽翁から八代照暁斎まで
玉水焼三代の作品と解説
初代一元
二代一空
三代任土斎
後・玉水焼の作品と解説
後・玉水焼四代 伊縫甚兵衛・楽翁
任土斎九代弥兵衛
その他の後・玉水焼歴代の作品
楽家 四代一入・五代宗入・六代左入作品と解説
四代一入
五代宗入
宗入と一元 異なる作陶の方向
六代左入
誤認の事例 一人に化けた一元 一元に化けた左入
2、検証玉水焼の文献資料
楽家文書
『宗入文書』
『一入遺言書』
『左入公儀訴訟書』
『聚楽焼的伝』
『聚楽焼由緒歴代書』
『楽家系図』(楽惺入筆)
玉水焼·伊縫家文書
『楽焼名物絵図任土斎弥兵衛秘書』
『日本楽家伝来」
その他の文献資料
『槐記』『御茶湯之記』『他所之茶事道具献立之留』
『京都御役所向大概覚書』 『茶道望月集』
『澳焼秘囊』
『栗焼代女』
『鑑識録』
『楽之書』
『楽の賦』
『筆の才 』
『茶道筌蹄」
『楽焼世代」
『京都名家墳墓録』
『現代の玉水焼文献』
『玉水焼史』
『楽茶碗』
検証後記
現在の楽家系図
3、玉水焼資料
玉水焼印字考1作品に捺された印
玉水焼印字考2 箱書に使用された印·署名·花押
高台兜巾に見る伊縫家家風
玉水焼の鋏跡
関連人物生没年表
引用文献·主要参考文献一覧
謝辞
内容
樂家四代・一入の庶子、一元が開窯した玉水焼は、樂焼の血をひく唯一の脇窯として、近代まで代を数えましたが、明治に入り廃窯した幻の窯である。
十五代・樂直入氏による丹念な研究成果として非常に参考になる内容。
「印」「共箱の箱書」「鋏跡」の写真掲載
参考文献リストあり
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